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「一石二鳥の湿式シュレッダー」
最近、「機密文書リサイクルシステム」なるものが企業に広がっているらしい。今までは機密文書といったらシュレッダーにかけられ焼却されてしまっていた。しかしこのシステムでは、機密文書をシュレッダーにかけた後に水でドロドロにとかし、再生紙として利用するのである。実際このシステムを導入している日立情報システムズが社外へ出す紙ゴミはゼロだというから驚きである。 そして何よりこのシステムに欠かせないのが「湿式シュレッダー」。数年前にドイツで開発されたもので、水を含ませながらドロドロに紙をもみほぐすことで、紙の繊維を壊さずに良質な再生紙を作ることができる。業者に依頼する場合は1kg50円程度で、もちろん機密保持の証明書もつけてくれる。さらに最近では依頼主の目の前で紙を湿式シュレッダーに投入する移動処理車を使ったサービスも行われているとか。日立造船富岡機械ホームページ(http://www.hztomioka.co.jp/)にいけばシュレッダー自体を買うことももちろん可能である。 |
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