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(1) 平成14年6月11日に新天町商店街商業協同組合が開催した「生ごみのリサイク ルに対する意識向上研修会」(研修対象は組合員)の冒頭において、有吉正博理事長が 概略次の通りの挨拶を行いました。
[挨 拶] 1.新天町商店街においては、過去に商店街南側3か所にまとめてごみを出していましたが、ごみ処理業者が回収に来ない日がありますとそこはごみの山と化していました。
2.これではいけないと、新天町1・4部ビルの屋上にごみ置場を設置して今日に至 っていますが、夜になると持ち込みが多くごみの山となっていますし、大きなねず みもうろうろしています。又、夏場になりますと悪臭がひどいです。
3.新天町商店街は他の商店街に比べますとごみの分別は進んでいますし、路上に放 置することもなく商店街全体でごみ対策に取組んでいることに高い評価を得ていま すが、福岡市の環境局はなお一層のごみの量の削減を要請してきています。
4.又、平成12年6月に福岡市のごみ処理施設利用料が7円/kgから11円/kgと 大幅に値上がりし、今後もますます値上がりする傾向にあります。
5.現在、新天町商店街のごみの量はダンボ-ルを除いて月間平均52tに上ります。 そのうち生ごみは月間平均9tです。費用は、業者のパッカ-車による処理料・ダンボ-ル回収料及び福岡市のごみ処 理施設利用料を含めて月間1,850千円、年間 22,200千円もの金額にのぼります。
6.新天町商店街は福岡市のごみ減量・再資源化の要請に応えるため生ごみ処理機械 及びダンボ-ル圧縮のためのごみプレス機械の導入を2年前に計画し、総所要額の 3分の2を国・県・市からの補助金助成を受けてようやく実現の運びとなりました。 7.導入の副次的効果の一つとしてねらっている経費の削減がどの程度できるかは実 行してみなければ分かりませんが、快適で清潔なごみ置場となることは間違いあり ませんし、生ごみ処理機械でできた肥料は新天町にこられるお客様に無料で差し上 げることを考えています。 |
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