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私が生きてきた年数はまだ人生半ばというところだが、 私を蝕むものがあると知ると、それに打勝たなければ ならない。そういう場面に会うといろいろなことを 考えるもので、生きている意味を感じてくる。
様々な煩雑なことから解き放たれて、孤独になり、 そして、シンプルな気持ちになる。
一生懸命に賭けてきたもの、夢、しがみついてきたもの、 そして、私の心の叫び…。 これらのものはすべて、一旦、白紙となり、 手から放れて行くから不思議だ、
川の流れに逆らって泳いでいたカエルも手を放して しまえば、川の流れに負けてしまい、下流に流されていく。 そんな例えもあるが、まだ、負けたとは思いたくない。
いつか蘇ってみせると、転んでもただでは起きない そんな気持ちでいる。 |
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