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ダイエーホークス優勝おめでとう!
2003年10月01日(水) sun.gif
  風船が舞う、テープが飛ぶ、割れるような拍手と歓声――。
福岡ダイエーホークスが3年ぶりのリーグ優勝を決めた30日、地元・福岡ではファンで埋まった福岡ドームで、繁華街で、歓喜の輪が広がった。
驚異の“3割打線”と市民の熱い声援を受けて返り咲いたリーグの頂点。
球団の身売りという不安も吹き飛ばし、99年以来の日本一への夢が一気に膨らんだ。

ダイエーファンがバックスクリーン上の大スクリーンを見ながら応援を続けた福岡ドーム。
ロッテ最後の打者が打ち取られた瞬間、勝ちを意味する白色の風船が場内いっぱいに跳び、紙テープがグラウンドに次々に投げ込まれた。
大スクリーンに「祝 優勝」の文字が映し出されると、手で涙をぬぐうファンの姿も。

王監督の胴上げシーンがスクリーンに映し出されるたびに大歓声。
恒例の試合後の花火では勝利を表す「V」をかたどった仕掛け花火も登場。
ホークスの応援歌が流れ、ドームは再び、歓喜に包まれた。

「福岡ドームに一番近い商店街」がキャッチフレーズの福岡市中央区の唐人町商店街は、アーケード内に特設された大型テレビ2台の前で500人以上が喜びを分かち合った。
優勝決定に続き、勝利の瞬間にアーケード内は「ウォー」という大歓声に包まれた。

福岡市中心部、西鉄福岡(天神)駅のソラリアステージ広場には、大型モニターテレビが設置され、周辺は約2000人のファンで埋まった。
試合終了と同時にくす玉が割られると一斉に大歓声。

 
福岡市中央区のダイエーショッパーズ福岡店では、1階入り口の大型モニターで試合中継を放映。優勝が決まると、一斉に拍手と歓声が上がり直径約90センチの金色のくす玉が割られた。
店では午前零時まで自転車1台5000円などの「優勝決定瞬間の大バーゲン」が始まり、買い物客が先を争って買い求めていた。

福岡市博多区の居酒屋「博多鷹勝」では、「目指せV3」の垂れ幕のかかった店内で、テレビ前の鷹ファン約90人がバンザイして優勝を喜んだ。
 



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