個別表示

パリではセーヌ川にダイブ 凱旋門に六甲おろし響く
2003年09月15日(月) sun.gif
   【パリ15日共同】パリでは15日、大阪府パリ事務所職員らが在留邦人に呼びかけ、シャンゼリゼ大通りの地下鉄前に三十数人が集合。凱旋(がいせん)門まで約300メートルを「六甲おろし」を歌いながら行進し、門前の路上でワイン20本を通行人にも振る舞いながら美酒に酔った。
 パリ在住で大阪府堺市出身の上野巌さん(66)は「ここ数日、インターネットの速報で試合をずっとフォローしていたので仕事が手につかなかった」と大喜び。
 パリっ子や観光客たちもワインのおこぼれにあずかりご満悦。パリ在住の会社員パトリック・ベノさん(35)は「フランス人もサッカーチームが優勝した時は熱狂する。気持ちはよく分かる」と理解を示し、カナダのケベックから来た50代の女性観光客4人も
「よく分からないけど、おめでたいのよね。ブラボー、ブラボー」と乾杯していた。
 大分県出身の八雲祐寿さん(34)はアルマ橋に行き、友人ら十数人が見守る中、セーヌ川に飛び込んだ。無事岸にたどり着いた八雲さんは「最高の気分。セーヌ川に飛び込めたのも星野監督と選手のおかげ」と話した。
【共同通信社】

-------------------------------------------------

■「虎ファルガー」で気勢 ロンドン

 【ロンドン15日共同】ロンドン中心部のトラファルガー広場には15日夕、優勝目前に急きょ結成された阪神ファンクラブ「虎ファルガーの会」の呼び掛けで在留邦人や留学生ら約200人が集まり、有名なネルソン記念柱の下で「六甲おろし」を大合唱した。
 広場の警備担当者から「ここでは歌は禁止」と告げられたが、「18年ぶりにひいきチームが優勝したサッカーファンと同じ気持ちなんだ」と主張し、何とか説得に成功。合唱後には道頓堀川のファンに負けじと若者が噴水に飛び込んだ。
 日本語情報紙などで参加を呼び掛けた在英12年の会社員川合元博さん(46)=京都府出身=は「一緒に喜べる仲間がいなくて寂しかったが、きょうはとてもうれしい。生きていてよかった」と話した。 
【共同通信社】
 



- Web Diary Professional ver 2.28 -