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ソニー、プラズマテレビから撤退へ・液晶に集中
2004年12月20日(月) crowd.gif
   ソニーは2005年春にもプラズマテレビから撤退する方針を固めた。薄型テレビは液晶テレビに集中する。経営資源の分散を解消、世界市場で液晶テレビのコスト・価格競争力を高め、収益力の回復を目指す。ソニーはテレビの世界最大手。同社のプラズマ撤退が内外テレビメーカーの事業戦略に影響を与えるのは必至で、今後需要が液晶テレビに流れれば、部材メーカーを含めた戦略の見直しにつながる可能性がある。
 世界のカラーテレビの出荷台数は年間約1億3000万台(2004年予測)で、ソニーはその約1割を握る最大手。現在はまだブラウン管テレビが世界需要の9割以上を占めるが、国内ではすでに薄型の出荷額がブラウン管を上回っており、今後先進国を中心に急速に薄型シフトが進むとみられている。 (NIKKEI NET)
 



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