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いつも立ち寄る百貨店の一階にはおしゃれな花売場がある。 百貨店の一階といえば、一昔前は化粧品売場が花形であったが、いまは、ヒーリング(癒し)をテーマにしている商品が多い。
ハーブを基調にした石鹸やオイル、女の子が好きそうな、かわいらしい小物、見るとほっとするような小さな飾りなど。
その百貨店のメインエントランスにはおしゃれなフラワーショップがあって、四季おりおりの植物を陳列している。 春先は色鮮やかな花たちが美しさを競いあっていたが、いまは、暑い時期に入ってきたので、涼を呼ぶようなまりもや水草などが大きな鉢に水をはられ、浮かべられている。
家に帰ると庭先に何気なく生えている緑の植物が鉢に活けられていた。 風の流れを思わせるような動きがあって、美しかった。 せっかくなので、紫陽花の大輪をそっと添えると、足元がしっかりし、色も加えられて、われながら満足。 花を活けるのはいつのときも、楽しいものである。 |
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