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好感度UP!菜々子、初のCM女王
2004年05月10日(月) rain-or-crowd.gif
   女優、松嶋菜々子(30)が、CM総合研究所が7日発表した「平成15年度CMタレント好感度ランキング」で、女性タレント1位を初めて獲得した。総合順位ではSMAPが7年連続の1位で、CM王者の座は揺るがなかったが、松嶋は総合でも2位につける躍進ぶり。来月に出産を控えて仕事をセーブしている松嶋だが、出産後の“松嶋待望論”がますますヒートアップしそうだ。

 松嶋が新CMクイーンの座に就いた−。前々年、前年と女性タレント部門で連続4位、総合順位では10位以下だった松嶋が、一気に飛躍した。

 同研究所の調査では、松嶋が出演している「生茶」(キリンビバレッジ)のCM自体が好感度が高く、CM全体で「アミノ式」(サントリー)に次ぐ第2位に入った。「松嶋さんは自然体のクールビューティーが受けている。あまり過剰出演することなく、企業の選び方もうまい」と、同研究所の関根建男代表は分析。「結婚や妊娠も、むしろ好感度の方に結びついたのでは」と話す。

 SMAPの総合7年連続トップは変わらなかったが、松嶋は好感度ポイントで僅差に肉薄する健闘ぶり。無事出産が済めば、今年度は菜々子ママパワーでSMAPを追い抜きそうな勢いだ。

 また総合順位トップ10のうち、松嶋を含めて矢田亜希子、佐藤江梨子、米倉涼子、松浦亜弥と女性が5人も入ったのは異例のことという。矢田・サトエリ・米倉は共演CM「ジョージア」(日本コカ・コーラ)の評価が高く、個別出演のCMでも人気を集めた。

 「景気が良くなると女性タレントの人気が上がる傾向がある」と関根代表。バブル絶頂期の平成元年度の同じ調査では、宮沢りえや小泉今日子など4人がベスト10に入っていた。「CM界全体を眺めても、景気回復の兆しがあるようだ」と関根代表はみる。

 NOVAうさぎ、チワワのくぅ〜ちゃんなど、オリジナルキャラクターも好感度アップ。大相撲の高見盛、ボブ・サップなどニュースターも出現した。「CM界も主役の交代が早い」と関根代表。今年はどんなCMスターが現れるか、目が離せない。(サンケイスポーツ)
 



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