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浄水器のメーカーのサンエス工業（福岡市、耳塚社長）が、水道水から塩素などを除去する風呂専用の浄水器、「バス共生水」を開発した。
浄水カートリッジを通常の縦置きから横置きにしたのが特徴で、豊富な水量を保つ上、汚れも詰まりにくく、入浴・シャワーに毎日使っても最低六年は、カートリッジ交換不用という。
浄水器は家庭の既設の風呂にも取り付け可能。
カートリッジ内の粒状の活性炭が、水道水に含まれる塩素や有害物質を取り除く。また、水流に接触するセラミックが水分子を細かくし、柔らかな肌触りの水を生み出す。
価格は12万8千円（税抜き・工事費別）で、４月から販売を開始した。同社によると、水道の水質に不安が大きい香港やシンガポールなど海外の関心も高いとしている。
輸出分を含め月三千台の販売を見込む。 |
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