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ロック・ギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン誕生(1957〜)
2004年01月26日(月) crowd.gif
   1978年にキンクスのカバー「ユー・リアリー・ガット・ミー」のヒットで脚光を浴びたハードロック・バンド、ヴァン・ヘイレン。ギターのエディ・ヴァン・ヘイレンのトレモロ・アームを生かした革新的なプレイを核に、エディの兄・アレックスのドラムとベースのマイク・アンソニーの推進力溢れるリズム、それにボーカルのデヴィッド・リー・ロスのパワフルなシャウトと派手なアクションが人気を集め、1983年に発表した6作目『1984』とシングル「ジャンプ」の大ヒットでロック界の頂点に立ちました。ちなみに第1回ビデオ・ミュージック・アワーズの最優秀パフォーマンス・ビデオ賞はこの「ジャンプ」が獲得しています。

 1986年にはデヴィッドが脱退し、新しいボーカルにサミー・ヘイガーを迎えて活動を続け、『5150』(86年)『バランス』(95年)と全米No.1アルバムを送り出します。ところが96年、こんどはサミーが脱退。デヴィッド・リー・ロスの復帰が伝えられましたが、結局はベスト盤での新曲2曲の録音に参加しただけで、新しいボーカリスト、ゲイリー・シェローンが迎えられました。このメンバーで98年2月にはアルバム12作めの『ヴァン・ヘイレンIII』を発表、10月に大規模な来日ツアーを行ったことも記憶に新しいところです。ところが99年11月、新アルバムのレコーディングの最中に、またしてもボーカル(ゲイリー)の脱退が伝えられたのです。

 ギター、ドラム、ベースは盤石の布陣を誇る彼らなのに、なぜボーカルがこうも定着しないのか?本当の理由はわかりませんが、またヴァン・ヘイレンならではのパワフルなロックを聴かせて欲しいものです。
 



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