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2003年を振り返って。
2003年12月22日(月) sun.gif
  世界へはばたく日本映画、来日ラッシュの海外勢
今年の映画界は、海外勢が当たり年。世界同時公開の試みも功を奏して、こんなイベントも登場するほど盛り上がった「マトリックス」をはじめ、「チャーリーズエンジェル」、「ターミネーター3」、渡辺謙の好演が話題の「ラスト サムライ」と、どの作品も主演の人気俳優たちが来日PRを行い、おおいに注目を集めました。国内はといえば、深作欣二監督の訃報(ふほう)が、新春の映画界に大きな衝撃を与えました。10月に公開された「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督は、冒頭に献辞を入れて深作監督へのオマージュをささげました。興行記録を塗り替えた「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は、家電製品や食料品など、さまざまなコラボレーション製品も発売され、インターネットショッピングでも話題に。国際版も公開され、こちらも目が離せません。女性のハートをとらえたせつないファンタジー「黄泉がえり」も韓国で大規模公開されるなど、世界へはばたく日本映画。なかでも別格というべきは、北野武監督の「座頭市」。ベネチア国際映画祭の監督賞を受賞し、下半期の話題を独占しました。
 



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