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【宮崎】 太陽光など自然エネルギーを動力源に、 時速五百キロで浮上走行する「エアロトレイン」の実験が 進められている、日向市美々津のリニアモーターカー 宮崎実験線跡地でこのほど、初の市民見学会が開催された。 同市が「世界的な研究を地元市民に知ってもらおう」と企画 、美々津中の生徒や同市議ら約五十人が参加した。
同跡地では、東北大学流体科学研究所の小浜泰昭教授らの 研究チームが、エアロトレイン開発のほか、高速で移動する 物体の空力特性を測定する「曳航(えいこう)風洞実験」を 行っている。参加者は、電気自動車を時速約百四十キロで 走らせる風洞実験を見学。 “21世紀の超特急”となるエアロトレインや リニアモーターカーの機体を興味深そうに眺めた。
小浜教授によると、近く太陽光などを動力源としたエアロ トレインの浮上走行実験に入る予定。(西日本新聞) |
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