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■強い馬が勝つとは限らないレース 昭和51年から続いたエリザベス女王杯の歴史を、 平成8年の番組改編により、3歳以上の牝馬、距離2200mに変え、 新たに3歳牝馬3冠の最終関門として設けれられたのがこの秋華賞。
秋華賞は、京都の芝2000m(内回り)というコース設定で 行われることを抜きにしては語れない。このコースは、 各馬が実力を発揮することが難しい、非常に紛れの多い設定で あるため、強い馬が必ず勝つとは限らないレースである。
■道中のアップダウンの激しさ このレースを紛れの多いものにしている大きな要因として、 極端な展開になりやすいことが挙げられる。京都の芝2000m (内回り)に変更された年以降の、レースにおけるラップから、 道中のアップダウンの激しさが見て取れる。
■秋華賞を勝つための条件 秋華賞で勝つための条件を挙げると、以下のようになる。 1、レースの流れに乗る 2、展開の恩恵を受ける 3、不利を受けない つまり、なんとも他力本願なレースになってしまうのである。
■順調度 10月の前半に開催時期が変更されたため、大半の有力馬が 秋に1戦だけ、あるいは調整の遅れた馬はぶっつけになる可能性も 大きくなる。そのため、スプリンターズSと同じく、このレースに臨むに 当たっての順調度と体調がポイントになってくる。 ぶっつけでのG1は余程力がないと厳しい。
■参考として 1、重賞出走経験のない前走敗退馬は× 2、1800m以上のレース未経験馬は× 3、前走ダート戦出走馬は× |
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