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秋華賞
2003年10月16日(木) sun.gif
  ■強い馬が勝つとは限らないレース
 昭和51年から続いたエリザベス女王杯の歴史を、
平成8年の番組改編により、3歳以上の牝馬、距離2200mに変え、
新たに3歳牝馬3冠の最終関門として設けれられたのがこの秋華賞。

 秋華賞は、京都の芝2000m(内回り)というコース設定で
行われることを抜きにしては語れない。このコースは、
各馬が実力を発揮することが難しい、非常に紛れの多い設定で
あるため、強い馬が必ず勝つとは限らないレースである。

■道中のアップダウンの激しさ
 このレースを紛れの多いものにしている大きな要因として、
極端な展開になりやすいことが挙げられる。京都の芝2000m
(内回り)に変更された年以降の、レースにおけるラップから、
道中のアップダウンの激しさが見て取れる。

■秋華賞を勝つための条件
 秋華賞で勝つための条件を挙げると、以下のようになる。
1、レースの流れに乗る
2、展開の恩恵を受ける
3、不利を受けない
 
つまり、なんとも他力本願なレースになってしまうのである。

■順調度
 10月の前半に開催時期が変更されたため、大半の有力馬が
秋に1戦だけ、あるいは調整の遅れた馬はぶっつけになる可能性も
大きくなる。そのため、スプリンターズSと同じく、このレースに臨むに
当たっての順調度と体調がポイントになってくる。
ぶっつけでのG1は余程力がないと厳しい。

■参考として
1、重賞出走経験のない前走敗退馬は×
2、1800m以上のレース未経験馬は×
3、前走ダート戦出走馬は×
 



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