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ヨットではロープを使っての作業がたくさんあります。 ロープの結び方については15世紀の大航海時代にいろいろ考え出されたと言われています。 ロープの結び方は海だけでなく登山でも必要ですし、 普段の生活においても知っておく便利なことがあります。 ここではその中でも最も良く使われ、知っておくと役立つ4つの結び方についてご紹介しましょう。
1)「舫(もや)い結び」(ポーライン・ノット) ちょっと矛盾すると思われるかも知れませんが、 この結び方は結び易く、しっかり結べて、しかも解き 易いのです。ヨットで最も良く使う結び方で、岸壁の杭にヨットを固定したりヨット同士を繋いだり、登山では自分の体を結ぶ時やしっかりロープを結びたい時にいろいろ使えます。
2)「本結び」(スクウェア・ノット) 同じ太さのロープを繋いで長いロープにした場合等に使われる結び方です。結び方は至って簡単ですが、一度締めるとしっかり固定されます。
3)「一重つぎ」(シート・ベンド) 異なる太さのロープを繋ぐ時に使われる結び方です。 釣り糸や、異なる太さの紐(ひも)を繋ぐ時にも使えます。
4)「巻き結び」(クラブ・ヒッチ) 棒や立ち木にロープを簡単に結ぶ時に使われます。 固定度合いは低いのですが、結ぶ時/解くのが簡単です。 |
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