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佐々木よしかずさんのファーストアルバムを聴いた。 シャープなハーモニカではじまる第1曲目の「目覚めの良い朝」は、かつての印象をはるかに越え、ノリの良い、前奏に聴き惚れてしまう。 KDDIの「着うた」に採用されただけあって、オリジナル色の強いものである。
2曲目の「真夏の雨」はやはり、何度もライブをこなしてきた、佐々木さんの努力のあとが見えて余裕を感じる。つい口ずさんでしまう曲である。
3曲目の「小さな液晶画面のむこうに」は艶のあるボーカルに酔いしれてしまう。詞の未熟さは恥ずかしいものであるが、佐々木さんの曲の良さと声の優しさに助けられて、ラブソングにしてもらっている。
全6曲であるが、ボリュームはある。 一枚千円にしては聞きごたえのあるアルバムとなっている。 |
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