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料理をするときに、分量や水加減もそうだが、 火加減というのはとくに気を使う。
とろ火、中火そして、大火である。 この火加減がうまくあやつれるようになると、 料理も腕があがるのだろう。
基本的には鍋の底を超えない火加減だと、 道具を大事に使えるのだけれど、時には 取っ手が焦げ付くくらい大火にすることがある。 (ちょっと危ない)
ガスの炎をよく見ながら、調節して、鍋の中の具を 観察してまぜたりしながら、ご機嫌を伺う。
ほんとうによい加減になると、食材も答えてくれて、 美味しい料理になるのだろう。
食支度は、そんな時が一番嬉しい時である。 |
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