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石垣りんさんが死去 働く女性の視点で詩作
2004年12月27日(月) crowd.gif
   働く女性の視点で“生活詩”を書き続けた詩人の石垣りん(いしがき・りん)さんが26日午前5時35分、東京都杉並区の病院で死去した、84歳。東京都出身。自宅は東京都大田区南雪谷1ノ1ノ1−307。葬儀・告別式は本人の遺志で行わない。後日お別れの会を開く。
 銀行に勤め、労働運動の中から詩を発表。働く女性の視点で、平明な表現で現実を鋭く見つめる詩を書いた。1969年「表札など」でH氏賞を受賞。72年に「石垣りん詩集」で田村俊子賞を受けた。テレビのドキュメンタリー番組で四日市公害を告発する詩を発表して話題にもなった。
 6月に脳梗塞(こうそく)で入院していた。お別れの会に関する連絡先は杉並区和泉3ノ25ノ1、出版社「童話屋」。
(共同通信)
 



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