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井上氏にイグ・ノーベル賞 カラオケ発明を評価
2004年10月01日(金) sun.gif
   【ニューヨーク30日共同】ユーモアにあふれ科学への関心を高めた研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」(愚かなノーベル賞)の平和賞に、カラオケの発明者として知られる兵庫県西宮市の会社経営者、井上大佑氏(64)が選ばれ、米ハーバード大で9月30日午後(日本時間1日午前)、授賞式が行われた。
 授賞理由は「カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した」こと。
 井上氏は大阪府出身。1967年に神戸のクラブで弾き語りを始め、71年、空演奏のテープを作り再生装置にコインボックスを取り付けたカラオケ原型機を開発した。99年には米誌タイムで「20世紀で最も影響力のあったアジアの20人」に選ばれた。
 「イグ・ノーベル賞」はハーバード大系のパロディー科学誌が「人々を笑わせ、そして考えさせた」研究に対して贈呈。医学、文学、平和などの賞がある。
(共同通信) - 10月1日11時44分更新
 



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