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「鍋奉行」といわれる人がいる。
いわゆる冬に食する「鍋」に材料をいれて、
その場をとりしきる人である。
わたしはどちらかというとぐうたらなので
任せていた方が楽であるが、「鍋奉行」殿の
真剣さの程は凄まじいものがある。
とにかく、まじめにやっているわけなので
横から手を出そうものなら、すかさず
「それはまだ!」とかいって、凄い形相になる。
こんな時は静観するのが一番である。
その鍋奉行様の作ったなべのお味はさすがに
絶品である。
料理も真剣にするとこうもおいしいものかと
思い知らされる。
(お知らせ)今夜、日本テレビ系で「千と千尋の神隠し」
が放映されるそうです。話題作りにどうぞご覧あれ。 |
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